◆睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群について
気道が詰まるため、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気で、日本には200〜300万人の潜在患者がいると言われています。
次の症状がある方は一度検査をしてみてはいかがでしょう。
- 大きないびきをかく
- 日中とても眠い
- 起床時の頭痛やだるさ
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 肥満や糖尿病、高血圧である
睡眠時無呼吸症候群の症状
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中(7時間以上)に無呼吸(10秒以上呼吸が停止)が何回も繰り返されるものをいいます
その原因には肥満、過度の飲酒、喫煙などがあげられています。
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病と密接に関係しています。放置すると仕事に支障をきたしたり、交通事故を起すなど生命の危険に及ぶこともありますので、早期に発見し、適切な治療をすることが大切です。
睡眠時無呼吸症候群の検査
検査は簡単に行えます。
- 簡単な問診・アンケート(日中の眠気、生活習慣に関するアンケート)
- 自宅での簡易検査(寝る前に腕に簡単な検査装置を装着して寝ていただきます)
- 医師の診断
睡眠時無呼吸症候群の治療
適切な治療を行うと、日中の眠気や倦怠感などの症状がなくなります。
また、合併症を予防したり改善することもできます。
軽症の方は、減量や飲酒を控えるなど、生活習慣の改善により症状が軽減したり、無くなることもあります。
中〜重症の方は、鼻マスクから気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防ぐCPAPという治療方法を行います。。